2021年11月10日、京都信用金庫河原町支店と協力し、株式会社食一様を講師に招いた飲食店向けのセミナー兼商談会を実施しました。
近年、水産業の課題として挙げられることも多い「未利用魚」。水揚げされるものの様々な理由で活用することが難しく、価格がつきづらい魚です。
全国の漁港とつながりを持ち、未利用魚を中心に販路開拓に取り組まれている株式会社食一の田中様に、水産業界が抱える課題についてお話しいただきました。
京都市内にいると、なかなか実感することが難しい漁業の現状。集まった飲食店、約20店舗の経営者の方々も、知らないことが多かったと言います。
さらには、カツオの腹身やヌタウナギなど実際に扱っている商材も持ってきていただきました。キッチンを使って実際に魚を捌き、参加者の方に試食いただきます。
実施したアンケートによると、新しい食材の開拓については、飲食店の皆さんも常に求めているとのこと。継続的な取り組みとしてこれからも続けていきたいと考えています。
文・前原祐作